プライベートも充実「非常勤」
常勤として働くのが最もスタンダードであるため、看護師資格を取得してから常勤で働くのが当たり前という感覚を持っている人も多いと思います。しかし働き方は自分の生活や目指しているものによって変わってくるものです。常勤以外の非常勤の働き方も押さえておきましょう。
常勤の大変なところ
常勤の看護師の仕事はやりがいが大きい反面、責任も大きいですし体力的にもハードな仕事です。残業も多くあるところや夜勤のシフトが多く入っている月では生活リズムを保つのもとても大変となってしまいます。日勤常勤ではこういった面が改善されることも多いですが、求人が少ないということからタイミング次第ではなかなか日勤常勤の働き方ができないということもあります。
非常勤なら
こういった常勤の働き方は魅力がある反面で、休日希望を月に1日から2日しか出せないなどプライベートをどこか諦めなければならないというところがあります。しかし非常勤であれば勤務シフトに融通を利かせることができるため、希望する休日をしっかりと確保することができます。子供の行事などにもしっかりと参加することができるため、育児と仕事のバランスを取りやすくなります。
そして給料に関しては日勤帯で8時間働いた場合、1万2千円から1万5千円の日給となるところが多いです。そのため月に10日間休みを取得しても月給で27万円から30万円近くになるので十分な給料になると思います。常勤と比べてもそこまで給料に見劣りしないのも非常勤の働き方になります。
考えておきたいこと
非常勤の働き方はここまで見ると良いことばかりに感じるかもしれません。常勤で現在働いていて仕事が厳しいなと感じている人は特に非常勤の働き方を考えたくなるかもしれません。しかし、非常勤は福利厚生が充実していないという点や、看護師としてのキャリアを考えた時にデメリットが多いことをしっかりと認識しておきましょう。
まず非常勤はボーナスや住宅手当、そして退職金といったものがありません。そのため育休や産休といったものが取得できないところも多いですし、各種保険に関しても常勤と比べてかなり見劣りする場所が多くなります。またキャリアを考えた際には非常勤は昇給も昇進もないため、リーダーなどの管理職で働くことが難しくなります。長い目で見た時に非常勤は常勤に比べるとデメリットが多くなるので、看護師の仕事を長く続けていきたいと考えている人はよく考えて選択しましょう。
常勤看護師になりたいあなたにおすすめ!
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転職することによるメリット
常勤看護師は長く働き続けられるという特徴を持っているため、自分に合う病院で働きたいと考えるのは当然です。自分に合う病院で働くための転職について考えてみましょう。
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プライベートも充実「非常勤」
常勤看護師以外の働き方となる非常勤の働き方を押さえておきましょう。プライベートを充実させることができるなど、常勤の働き方では実現しづらいことができます。
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メリットとデメリット
常勤看護師のメリットとデメリットは常勤看護師の働き方を知る上でもしっかりと押さえておきたいポイントです。常勤看護師に興味を持っている人はまずその働き方を知りましょう。